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Channel: コキュートスの記憶
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サンダーボルト 第39話

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□機動戦士ガンダム サンダーボルト
第39話

3機のジム改陸戦型(フロート装備型)から
ダリルのアッガイは依然として追撃されています。
上記のジムは最近ロールアウトしたばかりの新型。
「教団」は資金も潤沢なようです。
アッガイのお腹が川底を擦ってしまうので、
水深10m以上の脱出ルートを検索いたします。
マレーシアは土地が結構水没しているらしく、
かつての市街地が川底になっていました。

ダリルが手こずっているのを眺めるビリーたち。
傍らのセバスチャンは掩護にすべきと促しますが、
ダリルの力を推し量るため、捨て置きます。
かつてビリーはサイコミュ高機動試験型ザクで
ア・バオア・クー戦に参戦していたようですが、
ビリー自身は能力の発現はなかったとのこと。
そのため、本物のニュータイプが、自分が憧れた
真のニュータイプが見てみたいと、
サイコザクに搭乗したダリルを験している感じ。

そうこうする内にダリルのアッガイは橋が倒壊し、
行き止まりとなった場所へと追い詰められます。
しかし、ダリルは反撃のチャンスと捉えます。

と、ジムのバックパックには予備弾倉も備え、
交換も自動っぽく行っておりました。

GA2014.12

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12月号からの備忘録でございます。

<月刊ガンダムエース2014年12月号>
□機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン
PART5:隕石のあとさき②

ネオジオンのメカニックがサイコドーガの建造をアナハイムに
発注したことに怒りを感じていたようですが…。
グリプス戦役時と違い、ホントにもう一強時代なんですね。

□機動戦士ガンダムMSV-R ジョニー・ライデンの帰還
MATERIAL-J050[AT THE TEMPLE...]

ヘビーガンダムに搭載されているバイオセンサーを介し、
ジョニ子の記憶がレッドにも共有?されます。
キマイラ隊がア・バオア・クーに配備されたのは戦力ではなく、
旗艦に秘匿された「宝物」を護衛するためだそうです。
エイシアがコンソールを操作し、「グリモワール」と
呼ばれる何かしらを無効化する風景が回想されます。
ヒューはそのサンプルをユーマに持たせ、隊を離脱させます。
それをジョニーが追撃いたします。
光芒の~でグレッグが見たのはこの後の出来事のようですね。

□機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク
MISSION:09「月面のエース」

シャトルで脱出した一行は、各々の陣営へと帰還。
12月14日、グレイヴ指揮の秘匿艦隊はソロモン宙域へ。
旗艦は準ペガサス級?のフォレスタルでございます。
終戦を迎える前にと、クローチェへの投薬もオーバードース気味。
ヴィンセントたちはグラナダに帰還しますが、選抜部隊のまま
高機動型ザクへの機種転換訓練を受けます。
ローゼもサイコミュ試験用ザクへ。ヘルメットはデカいヤツ。

□機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウ
・MS-09F/Br ドムバラッジ(スタンダードカラー)
カインが乗って来たHLVに積まれていた機体。
宇宙での運用を考慮し、ドム由来の紫色で塗装されている。
今回の戦闘では、ジントが搭乗する。
・MS-14B 高機動型ゲルググ(ファラク仕様)
ファラクのカスタム機。
旧公国軍から流出した機体に推進器や増槽を設置している。
頭部に蛇を模した装飾、蛇柄を模した塗装がされている。
シュテンドウジ側からは「トサカ」と呼ばれる。

カインとフェルナンドは、マハガン隊の隊長機以外を無力化。
マハガン機を撃とうと瞬間、武器を棄てて投降を示唆。
マゴロイ隊はマウリティアに潜入し、ジント機と対峙。
相手を甘く見ていたマゴロイ隊は、次々に撃破される。
回転するコロニー内では弾丸に空気など以外の抵抗があり、
その軌道は微妙なズレを生じるとのこと。
コリオリ力という名前だけは知っているのですが…。
それに気づくか気づかないかで、ジントが勝利いたします。

□機動戦士クロスボーンガンダムゴースト
第36話 迷子

救助されたフォントは、3日後に目を覚まします。
また、カーティスたちはリガミリティアに助けられます。
トレスたちが情報を流していたようです。
カーティスもそれを知りつつ、容認していた感じ。
カーティス曰く、フォントは過負荷で脳の暴走が収まらず、
今は機微を察知するに止まっているが…。
『竜を追う者は、竜になる』との言葉を比喩として話します。
カーティスたちはリガミリティアと協調。
しかし、戦力不足や、木星のテテニスがザンスカールとの
和平交渉を続けているため、直接の戦闘支援は無理だとします。
交渉はエンジェルハイロゥの能力者たちを救うためです。
が、頭が変に冴えたフォントは細菌を殲滅するために
能力者たちを端から諦め、リガミリティアと同盟すべと強弁。
そんなフォントをカーティスは一喝し、今後戦うなと。
ベルはフォントを戦いから遠避けようと共にゴーストで家出。
その機体を見て、クロスボーンガンダムと呼ぶ謎のパン屋が!

□機動戦士ガンダムMSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ
特別編

0079年07月、ルナツー基地─
ザニー(バニング機)と鹵獲ザク(モンシア機)による模擬戦。
エルネスト、コーマック、ホープの姿もありました。
南米ジャブロー基地でも多種の兵科から兵士が招集されます。
訓示を行うレビルの前には後に活躍する人物も散見されます。
訓示はルナツーでも映像で流され、モンシアたちも傾聴します。
その後のシミュレーター訓練も両基地で実施されます。
女性兵士マルセラ=スペンサーもジャバウォック隊と訓練に。

□機動戦士ガンダム0083 REBELLION
第16話「託されし残響」

情報部のアリスはアナハイムの職員にも事情聴取。
また、部下からの報告で、先刻の戦闘区域に紛れ込んだ民間船が
ジオンの偽装船で、ソマリアのモガディシュに入港したと知ります。
深淵のクラーケン隊は星の屑作戦を見届けるようですが、
戦闘には参加しないような雰囲気も…。
スパイのニックはジオン残党に身柄の確保を要請するのですが、
アリスの部下たちに連行されてしまいます。
ニックはアリスの前に引き摺り出され、尋問が開始されます。
アリスは革手袋を思わせぶりに装着しておりましたが…。
ガトーと2号機は無事にキンバライト基地に到着し、士気を高揚。
キンバライトは地名ではなく、キンバリー岩採掘場跡?コンゴ?

ガンダムエグザのフェネクスが右側が黒ベタで描かれた
コマがあってこういう双子座仕様もカッコ良いなって思ったり。
アイアンアッガイは引越に間に合うかなんだね(笑
あと頭のバルカン砲風ディテールは武器なのかな??
アナハイムレコードでは大尉の大気圏突入はなかった…。
人型データ収集ロボットは固定してないと危ないような?

サイトも本日更新いたしました。
詳しくは左側のリンクから。

Break through part8

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一応、前回で戦闘は無事?に終了しました。
今回はエピローグになります。

「オレの戦果はガルスJにドライセン…」
「ちょっと待て、ガルスJはオレだぞ。それに金は仲良く均等割りだ、
スコアは関係ない」
「隊長、それはないでしょう。オレは…」
「そーゆー平和な話は基地に戻ってからにしろって。直ぐ敵の援軍が
来るぞ。あ、トラッパー、タウバー少尉はどうした?」
陸軍の兵隊に混じって金をトラックに運んでいるトラッパーが、ホー
クアイの声に足を止めて肩を竦めた。
「エルフィを捜してる。誰か諦めるように言ってやってくれ。あの様
子じゃ、いつまでだって残骸をほじくり回し続けかねんよ」
「そうだ、隊長。ディーラーの取り分はどうするんです?葬式代にし
たってかなり余りますぜ」
「勝手に人を殺さないでくれる?」
女の声に振り向いたデュークは、ボロボロのGスーツ姿のディーラー
を見て苦虫を噛み潰したような顔になる。トラッパーが短く口笛を吹
いた。
「足はあるな」
「実際、死んだかと思ったけどね」
「普通は死んでるぞ」
※ゲームでは死んでしまってるんですが、プレイヤーの「いい女は死
なんのだ!」という言葉で生還したことになってます(笑
ぼやくデュークの横から、ホークアイが口を挟んだ。
「タウバー少尉に会わなかったか?」
「何?」
「アンタの死体を探してる。急いで連れて来てくれ、そろそろ出発す
る」
ディーラーが右脚を引き摺るようにしているのを見て、トラッパーが
肩を貸した。
「あーあ。あっさりヤられちゃって…大赤字だわ」
「オレの分け前を使えば良い」
ディーラーは信じられないと言う顔で、トラッパーの横顔を見た。
「ちょっと、本気?」
「取り敢えず金には困ってないからね。余ったら旨いディナーでも食
わせてくれ」
「…アナタって相当な変わり者よ。自分で気がついてる?」
「そうかもね」
「金に困ってないなら、どうしてこの話に乗ったのよ?」
トラッパーは薄く笑みを浮かべた。
「オイルに塗れて機械弄るのにいい加減ウンザリしてたんだよ」
「アブねーヤツ…」
「強化人間だからね」

その夜、マルチノフ支援基地のメンテナンスヤードは、陸軍の兵隊た
ちを加えて前代未聞の盛り上がりを見せた。例によってデュークの暴
走で幕を閉じたこの宴会は、重傷者3名、軽傷者7名、急性アルコー
ル中毒患者12名という、作戦に勝る犠牲者を出すことになる…。

ちゅーこってこのお話も終了でございます。
次回以降は未定ですが、順当にいくとシャアの帰還でしょうか。
ほとんど触ったことのない本なのでどんな内容なのかな??
もしかしたらサイトの更新に集中するために
火曜日の更新はお休みにすることもあります。

カミツキさんの恋事情

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カミツキさんの恋事情

本日は変則的なガンダム似でございます。
週刊ヤングジャンプ46号に掲載されています
井出圭亮さんの『カミツキさんの恋事情』から。

普通の男子学生と級友のワーウルフ兄妹のお話。
その中で主人公の守野大樹はひょんなことから
隣に座ってる神月彩がワーウルフだと知ります。
彩の兄の賢司からは関わるなと釘を刺されます。

ややありまして。
大樹は獣化した彩に遭遇するのですが、
彼女に貸した本がキーアイテムとなり、
ハッピーエンドで終わります。
詳しくはヤンジャン本誌で確認してください。



余し読書が好きではない彩に
大樹はお気に入りの本を貸します。
その本のタイトルが『アルガ・ストーリー』。
しかも著者がR.A.クロアでございます。
そう、SDガンダム外伝の地名でございます。



2枚目は彩が大樹から借りた件の本を
読んで感想を話す場面でございます。
主人公の騎士の鎧がバーサル騎士ガンダム、
魔術士が持っている杖がフクロウの杖に。
また、件の本には下巻もあるようです。

そんなガンダム似でございました。

戦果報告2014.11.29

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<本日の戦果>
・月刊ガンダムエース1月号/角川書店(680円)
 付録:G-セルフポスター、モビルスーツカレンダー2015
・機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン(1)/
 さびしうろあき、柳瀬敬之 角川書店(626円)
・ガンダムビルドファイターズA(3)/今ノ夜きよし 角川書店(626円)
・機動戦士ガンダムサンダーボルト(4)/太田垣康男 小学館(720円)
・モビルスーツ全集⑧ ネオ・ジオン製モビルスーツBOOK/
 双葉社(1,512円)
・少年サンデースーパー1月号/小学館(580円)
 付録:サンデー謹製2015年カレンダー!
・月刊ホビージャパン1月号/ホビージャパン(972円)
・電撃ホビーマガジン1月号/アスキー・メディアワークス(1,480円)
 付録:ビルドバーニングガンダムヘッドディスプレイベース
・チャンピオンRED 1月号/秋田書店(771円)
 付録:鉄のラインバレル公式オールカラーメカ設定資料集2

以上の9冊で、7,967円になりました。
次号のガンダムエースで新しいガンダムの漫画が始まるようです。
0096年ってことはUCの外伝って扱いでいいのかな??
ボンボンでやってた0095年代の企画(プロジェクトムシャとか
バリアントガンダムとか出てこないだろうか??)
バリアントガンダムって記事を持ってた気がするんですが、
最終的に機体は完成したのかな?あんまし記憶にないなぁ…。

今日は「いい肉」ということなのですが、
肉は食べずに昼飯に開店する寿司をつまんで帰って来ました。
そんな戦果報告でございました。

シャアの帰還 part1

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今回から新しいゲームブックを紹介していきます。
タイトルは『機動戦士ガンダム シャアの帰還』でございます。
逆襲のシャアの外伝という位置づけで、映画の前日譚に当たります。

プロローグ─
 宇宙世紀0090年5月。
「間もなく当シャトルは大気圏へ突入いたします。乗客の皆さま、座席
のシートベルトをお締め下さい」
 人気歌手の声を模した合成音声が、甲高い音を立てた。私は読みかけ
の『グラナダ・トリビューン』紙を折り畳み、シートベルトを掛けた。
「再び、私は地球圏に戻って来た…」
 数年振りの地球は、大気圏突入の際の摩擦で真っ赤に燃えているよう
に見えた。それは地球の…そして、人類の行く末を暗示しているかのよ
うだった。
 現在、私の名を記憶に留めている人はそう多くあるまい。シャア=ア
ズナブル、本名キャスバル=レム=ダイクン。この名は、4年前のグリ
プス戦役の際に私が行った『ダカール演説』で一時的に世界中の人々の
注目を集めはした。が、その後、私はグリプス2を巡るエゥーゴ、ティ
ターンズ、アクシズの三つ巴の攻防戦の中、生死不明として、公式には
連邦軍の軍籍から削除されていた。

「お待たせいたしました。当シャトルは、間もなくホンコン宇宙港に到
着いたします」
 私は目を開けた。東シナ海の青さが快い。このような自然をも失って
しまうのは、私としても本意ではないのであるが…私がそんな手段を取
らざるを得なくしたのは、他ならぬ地球の人々なのだ。
「自業自得というのだよ、これを…」
 私は低く笑った。何故、ホンコンに赴こうとしているのか。それは、
アクシズ戦役で敗れて散り散りになったネオジオン軍を再編するため、
かつて青き巨星ランバ=ラルと並び称され、アクシズ戦役ではハマーン
派の猛将として戦ったダンジダン=ポジドン将軍との接触を図るためで
ある。とは言っても、私は彼の居場所を知らない。そのため、彼のかつ
ての部下であり、現在ホンコンに潜伏しているレオンハルト=ラングと
連絡を取り、将軍と会える段取りをつけることが目的であった。
<ララァ…私の考えていることが正しいのであるならば、きっと力を貸
してくれるであろう>
 私は心の中で呼びかける。
<アムロ=レイよ…私は、自分がこれからしようとしていることを、軟
弱な連邦の者たちに通告するつもりはない。君と私の決着は、奇襲など
と言う不明確な形でつけるものではあるまい。君とてそんなことを望ん
ではいないだろう。早く宇宙に上がって来い。それまで私は組織の再編
を進めておく。今は君と私の怨念の決着をつける、その前奏曲なのだよ>
 シャトルはゆっくりとホンコン市街を見下ろしながら降下して行く。
やがて軽い衝撃があり、タッチダウンしたことを知る。
「お疲れ様でございました。当機は凡そ30分遅れでホンコン宇宙港に
到着いたしました。どなたさまもお忘れ物のないよう…」
 アナウンスを聞き流し、私は時計を見た。
「接触時間までギリギリというところか…」

001:
 ニューホンコンの空港に降り立つと、濁った空気の匂いが感じられた。
旧ホンコン市街の発する独特の臭気だった。
<こういうものを、“人熟れ”と呼ぶのだな>
 そう思いながら時計を見る。指定された時刻までに、後30分程しか
残っていない。レオンハルトとの接触地点は市街地の外れにある。少し
急いだ方が良いかも知れん。
 私はコートの襟を立てると、足早に人混みの中に入って行った。

ちゅーこってニューホンコンに到着し、次回から本編に入って行きます。

サンダーボルト 第40話

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□機動戦士ガンダム サンダーボルト
第40話

ダリルのアッガイは対機雷用ジェルを射出し、
その中に機体を突っ込ませ、速度を落とします。
さらに機体を俯せから仰向けの状態にします。
そして、推進器を目一杯噴かし、
その勢いのまま橋梁の柱を滑るように上方へ。
その体勢で両腕の機関砲を掃射し、
追っ手のジム改陸戦型を蜂の巣にしていきます。
アッガイは背面から海中に沈んでいきます。
ダリルの義肢は酷使で、動かないようです…。

そこへ、生き残った追っ手が迫ります。
敵機も半壊し、パイロットも半死状態ですが、
狂気の表情で僧正の名前を叫びます。
が、ビリーのアッガイが左腕ビームサーベルで
敵機を一閃し、敵機を破壊いたします。

一息ついたダリルたちの元にはぐれていた
フィッシャーたちも合流いたします。
情報屋によると、連邦軍は南洋宗に対し、
ア・バオア・クー宙域での遺体回収を命令。
その掃海艇の艇長が南洋宗の僧正である
レヴァン・フウだったようです。

ダリルたちのアッガイは機体の大きさだけではなく、
内装武装なども色々と更新されてるみたいですね。

シャアの帰還 part2

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058:
 ニューホンコンの旧市街地の雑踏の中を歩いて行く。その時だ。嫌な
気配を感じた。背後だ。振り返ると、一見買い物客を装っているひとり
の男の姿。私は尾行けられている!
・尾行者を撒く:167
・男を捕らえようとする:285

167:
 私は身を沈めると、人混みの中を縫うように走り抜けて行った。無論、
通行人を突き飛ばすようなヘマはしない。そんなことをすれば、尾行者
に居場所を悟られてしまう。
 2ブロック程走り抜け、私は背後の「気配」が消えないことに気づい
た。後を窺うと、先程とほとんど同じ位の距離に男の姿があった。
人混みの中を目標を見失わずに正確に追尾するとは!
 あの男は素人ではない。間違いなく訓練を受けたプロだ。そんなヤツ
が何故私を追っているのだろう…?私は男を撒こうと走りながら、慌た
だしく考えを巡らせた。
・さらに走る:208
・逆襲に転じる:285
※ Aにチェックを入れるためには285に進めばいいのですが、今回は
 回避するべく208に進みます。

208:
 私は再び走り出した。が、その時、男の気配が強い殺気に変わった。
振り返ると、拳銃を構えている!
 時ならぬ銃声が通りに響き渡った。私の近くのショーケースが銃弾を
受けて四散し、傍に立っていた客引きの男にガラスの破片が降り注ぐ。
「うわーッ!!」
「キャアアア」
 たちまち通りはパニック状態に陥った。逃げ惑う人々の中で、私は歯
噛みをした。
<こんな街中で発砲するとは…>
・応戦する:309
・逃げる:138

309:
 正気の沙汰ではない。
 街中で発砲などすれば、大混乱に陥る。交通はストップするし、警察
も黙ってはいまい。そのようなことは判り切ったことだ。
 そうまでして私を捕らえたいのか?ヤツらの目的は何だ?私は男を振
り返ると身構えた。
・倒した:033
・倒された:258
・逃亡する:138

033:
 私が急に向かって来たので、男は慌てた。その一瞬の隙をつき、壁際
に突き飛ばす。
 倒れ込む男の手から拳銃を奪うと、私は馬乗りになり、喉輪を責めた。
 男が掠れた声で喘ぐ。
※熟練P+2
「く…苦しいッ…放せ」
 私は左手で喉を押さえたまま、拳銃を男の額に突きつけ、激しい口調
で言った。
「何者だ、貴様は!何の目的で私を尾けた!」
「し、知らん…オレ…は、ニューホンコンの特務の者だが…頼まれた…」
「誰に!」
「それ…は、言えん…」
 私は左手に力を入れた。と、その時、男の口の端から赤い糸が垂れた。
瞳孔が開き切っている。
「青酸カプセルか」
 恐らく奥歯に挟んでいたのを飲み下したのだろう。
 私は舌打ちをすると、立ち上がった。
 男は死んだ。これ以上の詮索は無用だし、不可能だ。
 今はレオンハルトの所へ急がねばならん。私は奪った拳銃の弾倉を確
認し、男の所持していた弾丸でフル装弾にした。
※拳銃入手(残弾数6発)

151:
 暫く歩くと、商店街の外れにレンタルエレカの店があった。私は中に
入り、店主に声をかけた。
「エレカを借りる、急ぎだ。カードキーをくれ」
 赤ら顔の大男が返事をした。
「100度数のカードしかありませんがね」
「足元を見るな。構わん、それをくれ」
 私は金を支払ってカードを受け取ると、1台のエレカに乗り込んだ。
 カードをスリットに挿し込み、スタートさせる。

尾行者を倒し、一路待ち合わせ場所を目指すとことで次週に続きます。

サンダーボルト 第41話

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□機動戦士ガンダム サンダーボルト
第41話

軌道上の3隻のムサイ級が豪州のペガサス級を発見。
旗艦の艦長と思われるオッペン大尉は軌道上からの
質量投下攻撃を目論みます。
ミノフスキー粒子下での目視による爆撃となります。
副官のマニング少尉は「特攻」の適任者として
傷痍軍人のグレゴリー=ロマーノフ伍長と
フリオ=サワディー伍長を選出いたします。

オッペン大尉は2人の伍長を前にして
万が一失敗した場合、生きて帰ること許さん!
目標を見失う失態も同罪である!
本作戦こそ貴様らに用意された最高の死に場所と
心得よと檄を飛ばします。
その様子を他の乗員たちは冷ややかに注視します。
その後、2人はマニング少尉からジオン流星勲章が
手渡され、特別配給としてサラミとチーズ、
白パンと無花果タルトが用意されます。

ややあって、2人の伍長はコムサイで出撃します。
コムサイには巡航ミサイル10本が積載され、
艇の質量とミサイルによる特攻でございます。
2人は艇の中でお互いのことを語ります。
ロマーノフ伍長はルウム戦役で、
サワディー伍長はソロモン戦で負傷したそうです。
ムサイ艦内では吸えなかった葉巻に火をつけ、
2人は最期の一服をいたします。

サワディーは噂としてサイコザクのことを話し、
傷痍軍人にしか操れない機体があるらしい…と。
話をしていると艇内の空気循環器の限界を越え、
葉巻の煙がコクピットに充満いたします。
そんな中、コムサイは大気圏に再突入します。
ペガサス級からの対空砲火を浴びつつ、
コムサイは目標目がけて降下して行きます…。

GA2015.01

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<月刊ガンダムエース2015年1月号>
□機動戦士ガンダムMSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ
雲蒸竜変・ソロモン編Ⅰ

・Gアーマーの試作型ぽい機体が登場。3機の戦闘機に分離。
・それぞれGシュライクにコーマック、Gイグニスにホープ、
 Gアトラスにエルネストが搭乗。
・オーレリアたちはミネバの誕生祝賀会で演奏するためソロモンへ。
・ローサ:短いふたつ結び、ゾフィー:カチューシャ。
・客船には幼少の頃のハマーンも乗船。
・彼女たちが乗る客船をコーマックたちが襲撃。
・客船から救難信号を受け、マイヤーとオルガがガガウル級から出撃。
・ガトーの302哨戒中隊も駆けつけます。カリウスはザクに搭乗。

□機動戦士クロスボーンガンダムゴースト
第37話「鋼鉄のパン屋」

・フォントたちは賊に襲われているパン屋(シーブック)を救助。
・その後、フォントの様態が思わしくなく、シーブックの店に。
・シーブックの子供たちはリガミリティアで戦うと言って家出。
・ベルはフォントのためにパンを作るべく、シーブックに弟子入り。
・カーチス(トビア)は神の雷計画の際、シーブックの店に行くが、
 平和に暮らして欲しいと会わずに帰っていたようです。
・襲撃があり、フォントに代わってシーブックがゴーストで出撃。

□機動戦士ガンダム0083 REBELLION
第17話「新たなる出撃」

・デラーズのドムは整備してるぽいから出撃予定だったのかな?
・オービルは元からではなく、中途採用後にジオンに傾倒??
・アレンは除隊を申し出るも、転属に収まる。

□機動戦士ガンダム外伝ミッシングリンク
MISSION:10「ソロモンの渦」

・クローチェ少尉はペイルライダーで出撃。
・彼女のデータを採るため、シャノン曹長はガンキャノンⅡで出撃。
・トラヴィスたちは負傷兵を装い、グレイヴ艦隊アンティータム級へ。
・トラヴィスはマーヴィンがグレイヴのスパイということに帰結。
・が、マーヴィンも使い捨てで、結局はトラヴィスたちと元鞘。
・トラヴィスたちは格納庫でペイルライダーの同型機?を発見。
 やっぱり残りの2騎士出てくるのかな?

□機動戦士ガンダムブレイジングシャドウ

・ファラクのマハガンはカインに停戦を要求し、聞き入れられます。
・マハガンはジオンのためではなく、一年戦争で戦死した兄の仇を
 討つために戦い続けているようで、その仇敵はアムロなんだとか。
・ちなみにマハガンの苗字はレズナーというようですが…。
・で、シルバーヘイズの敵はファラクの首魁のみとなります。
・ロギはウムガルナ(ザクレロが原型)でムサイから出撃。
・ウイングたちはIフィールド発生器を備えたウムガルナに苦戦。
・そこへ、ジントのドムバラッジが駆けつけます。
・が、ドムはウムガルナに捕らえられてしまいます。
・また、ロギはジントのことをジオンの裏切り者と呼びます。

□機動戦士ガンダムMSV-R ジョニー・ライデンの帰還
MATERIAL-J051[...FOR ONE'S CAUSE.]

・ヘビーガンダムのバイオセンサーはヴァースキにも記憶を伝搬。
・リミアはサングレアスルの発射を停めるため、艦内へ?
・アイシュワリヤはバックアップするため、潜水艦隊へ支援を要請。
・ラトヴィッジ艦長はU-47のデーヴァ=ヴェル艦長に掩護を要請。
・U-47は特殊部隊で、MIP社水陸両用MS実験機を搭載。
・索敵部隊を排除すべく、U-47は作戦開始。

シャアの帰還 part3

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017:
 指定された場所は、ありふれたコンビニエンスストアだった。私は、
50m程離れた路上にエレカを停めると、買い物客を装って店へと近づ
いて行った。雑誌売場で本を立ち読みしている男が見える。多分、レオ
ンハルトだ。
・Aにチェックがある:373
・ない:358
※予め避けましたので、358に進みます。

358:
 私は足早に店へと近づいて行った。レオンハルトも私の姿を認め、店
を出て来ようとした。その瞬間。
 大音響と共にコンビニエンスストアが爆発した!
 激しい光と爆風が私を襲う。
・現在の体力Pは7以上:046
・6以下:115
※115に進むと、死亡でございます。

046:
 私は咄嗟に身体を折り曲げ、ショックを中和した。しかし、レオンハ
ルトは…。
「…大佐…」
 駆け寄ると、レオンハルトは虫の息だった。衣服はボロボロに裂け、
飛び散ったガラスの破片がビッシりと身体中に突き刺さっている。私は
一目で助かるまい、と判断した。
「何か言うことはないか?」
「大佐…ルオ商会に…行って下さい…。そこに、我々の協力者が…いま
す」
「ルオ商会?そこへ行けと言うのだな」
「そうです…お願いします」
 そして、静かに笑った。
「ン…何故笑う?」
「…大佐は、私の思った通りの人のようです…貴方なら、きっと…」
 レオンハルトの全身から力が抜けた。私は呟いた。
「私ならきっと何だと言うのだ…?この宇宙を変えることができるとで
も、言いたかったのか…?」
 その答えを知る術は、既にない。レオンハルトは私の目の前で、急速
に生命からモノへと変わってゆく。私は立ち上がった。
※軍用エレカに乗っていると予め自分が狙われていることが判り、
 用心してコンビニに行くのですが、変わりなくレオンハルトは
 死んでしまいます…。残念でございます。

217:
 ルオ商会…エゥーゴ時代に接触を持ったことはある。表向きは総合会
社として、ニューホンコンに君臨しているが、裏では色々と政治的な工
作に関わっていると言う。その当時は、カラバやエゥーゴへの物資援助
を行っていた。
 爆発現場は人集りがしていた。レオンハルトの遺体が担架で運ばれる
のを横目に見ながら私はその場を離れ、エレカに戻った。
・乗っているのは軍用エレカ:082
・それ以外のエレカ:367

367:
<さて、ルオ商会の所在を突き止めねばならんな>
 私はエレカに乗り込むと、考えた。恐らく、この辺りの住民に尋ねれ
ば、容易に知れよう。
 先程の爆発のことなどを考えると、不用意な行動は考えものだ。
 直ぐ近くには酒場が見えた。あそこに入って客に尋ねるという手もあ
るが…。
 通りには通行人が2人。ひとりは買い物客らしい若い男で、もうひと
りは頬の痩けた軍人だ。
・酒場に入る:396
・軍人に聞く:265
・若い男に聞く:041
※軍人は加藤保憲っぽい人で、倒すと前出の特務の人みたく、青酸カプ
セルで自死します。若い男は普通の人です。
 ちうか、あんな世話になったのにルオ商会の場所知らないのね…。

396:
 私は酒場へと足を踏み入れた。
 典型的な場末の酒場だった。隅では、泥酔した軍人共が猥雑な歌をが
なっている。壁には化粧の濃い女が疲れた顔で煙草を吹かしている。饐
えたような臭いが鼻を突く。
 ふと、私は視線を感じた。身体を回し、カウンターを見る。と、ひと
りの男と眼が合った。グレーの髪にロングコートを羽織り、鋭い三白眼。
グラスを持った手を下ろすと、口を開いた。
「アンタ…シャア、シャア=アズナブルじゃないのか!?」

シャアを知る人物と出会ったとこで、次回に続きます。

戦果報告2015.12.27+ガンダム似

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<本日の戦果>
□月刊ガンダムエース2015年2月号/角川書店(990円)
 付録:RGウイングガンダムゼロEW用ウェポンパーツ「ドライツバーク」
□機動戦士ガンダムUCバンデシネ⑫特装版/大森倖三 角川書店(1,296円)
 付録:MGフルアーマーユニコーンガンダム専用シールド増加ユニット
 「アームド・アーマーDE」発動仕様
□新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光⑧/
 小笠原智史 角川書店(626円)
□新機動戦記ガンダムW フローズン・ティアドロップ⑩邂逅の協奏曲㊤/
 隅沢克之 角川書店(734円)
□ガンダム Gのレコンギスタ①/太田多門 角川書店(626円)
□電撃データコレクション 機動戦士ガンダムUC/
 アスキーメディアワークス(1,080円)
□機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY R ターンレッド編/
 ホビージャパン(2,700円)
□グレートメカニックDX31/双葉社(1,058円)
□月刊ホビージャパン2015年2月号/ホビージャパン(972円)
□電撃ホビーマガジン2015年2月号/アスキーメディアワークス(1,280円)
 付録:ガンダムGのレコンギスタコンプリートガイド
□チャンピオンRED 2015年2月号/秋田書店(800円)
 付録;聖闘士星矢ギャラクシーカレンダー
□少年サンデースーパー2015年2月号/小学館(580円)
 付録:ハヤテのごとく!アニバーサリークリアファイル

以上の12冊で、12,742円になりました。

続きまして~。

□オールラウンダー廻
第143話「元格闘家、今実業家、でも暮らしているのはまだ実家」

今年の7月17日にも紹介した漫画から。
またもやセイラ・関原・シウバさんです。
前回は延丘薫を「ズゴック体型」と評していましたが、
今回は神谷真希が廻のことを見ているのを見つけ…。





アムロを見るフラウのようだと評します。
画像はあくまでイメージだそうです(笑



さらにフラウがアムロではなく、
ゼータでハヤトと結婚したと気づき…。
真希の話から富野由悠季へと話は転じます。

勿論、当の真希にはよく判らない話なので、
上記の表情でございます…。

ちうこって、2014年度のブログは本日分で終了です。
2015年度もご贔屓によろしくお願いいたします。

シャアの帰還 part4

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2015年最初の更新でございます。
今年もよろしくお願いいたします。

301:
「む…」
 私は咄嗟に身構えた。が、その時、奇妙な感覚が私を襲った。一種の
刺激…だが、快い。不思議な懐かしさが私の意識を支配する。ララァ…
もう昔の、忘れていた想念が脳裡に去来した。共振か…?この男は、敵
ではない…?
 それは、一瞬の感覚だった。やがて私は静かに口を開いた。
「君は…」
「カイ=シデン。一年戦争の折には、随分世話になったもんだぜ」
 男は笑った。皮肉だが、嫌味はない。そうか…木馬に乗っていた、あ
のカイ=シデン。私は言った。
「同席させて貰っても構わんかね」
「そりゃ光栄だ」
 カイは椅子を引き、私を迎えた。
※ゼータの時に再会してるのに、不可解な言い回しですね…。

007
「アンタ、また何かやらかすつもりだな」
 カイは私にグラスを勧めながら言った。私はそれに答えずに言った。
「ルオ商会に行こうと思うのだが、場所を知らないので困っている」
「ルオ商会なら、旧ホンコン市街の中だ。…そこに行ってどうする?」
「…」
「不躾な奴だろうと思うだろうが、長年ジャーナリズムとやらに携わっ
ていると、どうも詮索する癖がついちまってね」
「そうか…君は、ジャーナリストだったな」
「ああ。下手に軍の内情とか知っちまったもんでね。とてもじゃねえが、
あんな連中の言いなりにゃなれねえって。だから、そういう連邦の汚ね
え部分を、もっと皆に知らせなきゃいけねえ。そう思ってね」
「社会の悪を、ペンで叩く…と言うことかね」
「そんな、カッコ良いもんじゃねえけど」
 カイはグラスを呷った。
「単に傍観者でいたいだけかも知れねえ。戦いに巻き込まれるなんざ、
もうたくさんだ」

197:
「いや」
 私は穏やかに言った。
「違うな。君もまた君なりのやり方で戦っているのだよ」
「アンタはまた、戦うのかい」
 カイの眼が赤い。
「そうだな…どうやら、そう言う性分らしい」
 私は立ち上がりながら、言った。
「邪魔して済まなかった。勘定はここへ置いて行く」
「待ちな」
 カイが出て行こうとする私を引き留めた。
「アンタ、ルオ商会に行くと言ったな」
「そうだ。ある人に会うのでな」
「あそこは色々と煩いからな」
 カイはコートのポケットから、一通の封筒を取り出した。
「これを持って行きな。役に立つと思うぜ」
※カイの手紙を入手。
「済まない」
 私は封筒を受け取ると、出口に向かった。後を追うようにカイの声が
飛んだ。
「無駄死にするんじゃねえぜ。アンタは歴史の舞台に立つ男だ。俺は信
じてるからな」
「道化かも知れんが、な」
 私は呟いた。外はすっかり夜の闇に包まれていた。
 私は、ルオ商会へ歩き出した。
※コロニーのエレカって無人のタクシーみたいに乗り捨て式かな?

228:
 やがてルオ商会に着いた。
 そこは石造り風に建てられた旧世紀調の建物だった。エントランスか
ら入ると、中は人の熱気で咽せ返っている。右手の部屋に行く。そこは
窓口があり、何人かの客が列を作っていた。シャトルの運航予定表など
が掲示してあるのを見ると、チケット売場らしい。取り敢えず私は列の
最後尾に並んだ。
 10分経ち、順番になった。私は窓口の女性に、低い声で告げた。
「レオンハルトの紹介で来た者だ。『協力者』に会いたい」

132:
「お客様」
 不意に背後で野太い声がした。振り向くと、男が立っている。その男
は、手招きして言った。
「その件なら、こちらへ」
 男について行くと、暗い部屋に来た。どうも様子がおかしい。4人の
男が、そこにはいた。何れも屈強の者ばかりである。
「客人、ご身分は?」
 案内して来た男が言った。先程とは打って変わった、鋭い語調だが…。
・カイの封書を持っている:324
・持っていない:339
※持ってないとボコられたりします…。

次回は案内されたところから始まります。

サンダーボルト 第42話

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□機動戦士ガンダム サンダーボルト
第42話

ロマーノフ伍長とサワディー伍長の
コムサイがペガサス級スパルタンへ特攻中。
しかし、突如出現したアトラスガンダムが
そのコムサイを両断してしまいます。
コムサイはスパルタンを避けるように
両断された左右は山肌へ墜落していきます。

地球周回軌道上のムサイ艦隊は
地上で2箇所の爆発を観測し、
作戦の成否について混乱を来します。
そこへ、連邦軍パトロール艦隊が迫ります。
旗艦のオッペン大尉は折角の手柄が…と
高度を上げてデブリ帯へと撤退します。

スパルタンは緊急離陸し、難を逃れます。
艦長のビンセント=パイク大佐は
冷や汗をかいておりました。
参謀のモニカ=ハンフリー大佐曰く、
アトラスとは天の蒼穹を支える者─。
私たちの航海を導く地図となる存在、と。
件のアトラスはスパルタンの甲板に
片膝を付いて着艦いたします。

RX-78AL アトラスガンダムは
背部に多重関節による可動式の推進器があり
かなり自在な機体制御が可能なようです。

シャアの帰還 part5

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324:
 私はカイの言葉を思い出し、封筒を取り出すと男に渡した。渡された
男は直ぐに奥へと引っ込んで行く。その間、男共に囲まれ、私は黙って
待っていた。余り気持ちの良いものではない。が、取り敢えず手出しは
無用と考えた。
 ややあって、金髪の女性が現れた。私は言った。
「ご丁寧なことだな。私の容疑は晴れたのかな?」
「失礼はお許し下さい」
 その女性は、静かに頭を下げた。好感の持てる物腰だ。彼女は続けて
言った。
「しかし、ここは商店なのですよ。いきなり正面玄関から入って来て、
機密を要する用件を伝えるというのは、少し乱暴なやり方ですわ」
「なるほど。私も少々、不作法に過ぎたようだ。済まない。それで、貴
女は…?」
「申し遅れました。私はルオ=ステファニー。ルオ=ウーミンの娘で、
ルオ商会の名代を務める者です」
 ルオ=ステファニーはしなやかな手つきで、私を招いた。
「どうぞこちらへ」

183:
 案内された部屋には、ひとりの男が座っていた。律儀な成りをしてい
るが、武骨な風貌は正しく退役軍人のそれだった。私が入って行くと、
男は立ち上がって握手を求めた。
「私はゴダール。大佐、お会いできて光栄です」
「こちらこそ。世話になる」
 ゴダールという男は、一年戦争時代、彼の猛将の直属の部下として働
いていたようだ。その後は、私と同様にアクシズに隠れていたらしい。
 さらに私が何者かに狙われ、レオンハルトが殺された話をすると、ゴ
ダールは曇った表情になった。
「大佐を襲ったのは、恐らく『猟人(ハンター)』の連中でしょう」
「『猟人』?」
「民間レベルの、ジオン残党狩りの組織です。旧世紀時代、所謂第2次
大戦終了後、ユダヤ人によるナチス残党狩り組織が存在していたのを、
ご存じですか。『猟人』は、ほぼそれと似たような組織です。ただ、最
近どうも連邦軍の一部の将校が組織に荷担しているらしいのです…」
「軍の連中は…戦争がなくて、暇なのだよ」

233:
 私はそろそろ本題に入った。
「そこで、だ。私は貴公の上官であった、ダンジダン将軍に是非とも、
お会いしたいのだ。何とか連絡をつけては貰えないだろうか」
 ゴダールは眉根を寄せた。暫く考えている様子だった。ややあって。
「実は将軍の居場所は、私も知らんのです。が…恐らくトウキョウのエ
グムに行けば、何らかの情報が得られるのではないかと」
「エグム…反地球連邦運動組織か」
「はい。後、一般客に紛れてシャトル便に乗り、グラナダで情報を収集
する、という手もあります。しかし、その場合だと『猟人』に狙われる
危険が高い。エグムであれば、何らかの保護措置を行ってくれる…と思
います」
「そうだな。貴公の言葉を信じよう」
 丁度、食事が運ばれて来た。久し振りの地球の料理に舌鼓を打ちなが
ら話は続いた。
 ふと、ゴダールが言った。
「そうだ。トウキョウへ行かれるのなら、連れて行って頂きたい人物が
おるのですが」
※ゴダールはちょっと神経質そうな人物で、眼鏡をかけています。
 一年戦争でズゴックに乗っていた人とは別人だと思いますが…。

088:
 やがて、ひとりの若い娘が現れた。
 年の頃は…24位だろうか。漆黒に近い髪は、首の後ろで緩やかに束
ねられている。東洋系らしい切れ長の眼。その瞳は頭髪と同様に黒い。
<この娘は、一体…?>
 私の心の問いに、ゴダールが答えてくれた。
「この者は、エグムの連絡員なのです」
 ゴダールが紹介する。娘が軽く頭を下げる。
 落ち着いた動作だが、幾分緊張気味の様子である。
「トウキョウ迄、ご一緒させて頂く訳には参りませんか?」
・承諾する:144
・断る:126

144:
「私は構わんが…安全の保証はできかねるぞ」
「お受け頂けるのですか」
 娘の硬い表情が一瞬、緩んだ。
「あっ、有難うございます!」
 その様子に、私の口元がほころんだ。素直な、良い反応だ。
<まだ、男を知らないな…>
 生の感触が伝わって来る。直接的過ぎるが、不快ではない。
「ユカ…と申します。お願いします」
「クワトロ=バジーナだ」
 私たちは軽い握手を交わした。フッと、心の中にザラついた感触を覚
えた。気のせいかも知れないが…。

ちゅーこって、ユカさんと東京まで行くことになります。

GA2015.02

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3月号は明日発売となってます。
ガンダムエースからの備忘録でございます。

<月刊ガンダムエース2015年02月号>
□機動戦士ガンダムU.C.0096 ラスト・サン

・フレスベルクとレイヴン組の機体にFAMk-Ⅲがいたり。
・0096年1月1日、パラオ近郊で袖付きの親衛隊が演習中。
・ルガー=ルウ中尉のリバウとネオジオン残党のバウが対峙。
・ルウ中尉は残党を圧倒し、完勝いたします。
・バド=パンセリノス中尉のズールと残党のドライセンが対峙。
・パンセリノス中尉は経験の差で、残党に一歩引けを取ります。
・そこへザミュ=サミュ大尉が助けに入り、ドライセンを制止。
・サミュ大尉はトライブレードに「浪漫」を感じてました。
・同じく『機付長』のビランチャ=ベーア中尉も割って入ります。
・残党のバウとドライセンのキャラって誰なんだろう??
・『星月の欠片』のオアシス隊は式典用の新造艦を護衛中。
・ブルム=ライラック:バニロードジュニアスクール女生徒。
・リガ=フラット:同校教師。確かにフラット…。
・サン=プレース、ルーニ=ヘリオ:同校生徒。
・サンとルーニは式典を抜け出した先でGファーストと邂逅。

□機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウ

・MA-04X-3 ウムガルナ[UMGARNA]
 ザクレロの改修機で、耐ビームコーティングが強化され、
 Iフィールドジェネレーターを休止させている状態でも
 通常のビーム弾を弾く程の防御性能を持つ。
 後部に連結された複数の兵装コンテナを備え、これらの
 ユニットはヒートロッド並の自由度があり、20m級の
 モビルスーツに巻きつき、圧壊させることも可能。
 高速巡航形態から戦闘形態に簡易変形する。

・ドムバラッジで駆けつけたジント=モーグンは過去を語ります。
・ジントは毒ガス散布に調査部隊として携わった元ジオン兵で、
 ロギ=リニトラムは実行部隊として旧ザクで任務に従事した。
・ジント率いる部隊はガスの効果を調べるためにコロニーに入り、
 避難してきたウイングたちと出会し、真っ直ぐに「生」を
 望む人間と接触し、自身の行動を省みたようです。
・で、部隊を割り、シェルターの住民を助ける者と、ジオンに
 殉じる者とを確認し、ジントとハリーたちは住民の救助に。
・ジオンに残った者たちもジントたちを売らなかったようです。
・聞かされたウイングたちは複雑な想いを抱きます…。
・その間にドムバラッジはウムガルナによって破壊されます。

□アッガイ博士
1話「霊長類最強への道…」

・MIP社のソースケ=カトーはスウィネン社へ見学に。
・スウィネン社は元はベンチャーだったのをジオニック社が買収。
・社長のヨハンが思いついたことを形にする会社だとかで、
 キャトルの旋回するコクピットも同社が発案したとか。
・で、アッガイは粒子加速を制御するIフィールドを強化するため
 エンジンを2つ乗っけ、見事にメガ粒子砲の搭載に成功します。

□機動戦士ガンダムMSV-R ジョニー・ライデンの帰還
MATERIAL-J052[FLEET SUBMARINE FORCE]

・U-47はテミス社のラムズゴック隊を迎え撃ちます。
・続けて魚雷の爆発に紛れ、2機のMIP社製実験機を発進。
・ユーマのアッガイは地上に出て、ヘビーガンダムの光を目撃。

□機動戦士ガンダムMSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ
雲蒸竜変・ソロモン編Ⅱ

・ガトーの攻撃を受け、プロトGファイター隊は撤退。
・オーレリアたちの船は無事にソロモンに到着。
・ハマーンはオーレリアがマツナガに会いたがっていると理解。
・で、ハマーンは姉のマレーネに会い、オーレリアを手引き。
・マレーネはオーレリアがマツナガの寵児だと誤解します(笑
・負傷のエルネストに代わり、オスカ=シクリッド大尉なる人物が。

□機動戦士クロスボーンガンダムゴースト
第38話 いのちを呑む

・2MT-XXG(型番号未取得) ビブロンス
 双塔のビーム砲を持つ機体。
 尻尾をアインラッド状にし、地上での高い走破性を持つ。

・ザンスカール地上部隊は宇宙船と交換するため住民を人質に。
・スタジアムに迫る迷彩のゲドラフをキンケドゥが撃退。
・その勢いで、ベルが作ったパンが地面に散乱してしまいます。
・が、フォントはそのパンを「命」を感じながらも完食し、
 先程の迷彩のゲドラフで、キンケドゥに加勢いたします。
・フォントはゲドラフのアインラッドをフラフープのようにして
 ビブロンスの動きを封じ、キンケドゥが破壊いたします。
・2代目のハロは「チョ~スゲェどすバイ!」って言ってたり。
・フォントとベルは家路につきます。

□機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク
MISSION:11『死神』

・ペイルライダーキャバルリー
 ペイルライダーの量産検討機。OSにHADESを搭載。

・トラヴィス少尉はペイルライダーキャバルリーに搭乗し、
 ヘリオット少尉はガンキャノンⅡで出撃します。
・クローチェ少尉とシャノン曹長はビグザムと出会します。
・ビグザムの攻撃で、ペイルライダーとキャバルリーが被弾。
 アンティータム級は沈み、フォレスタルは後退いたします。
・ソロモン陥落はグラナダのマルコシアス隊にも伝わります。

シャアの帰還 part6

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245:
「では、そう言うことで…」
 ゴダールは食事を下げさせると立ち上がった。
 ニューホンコンの郊外、チュンムンにルオ商会の備蓄基地が在った。
私たちがそこに着くと、1機の戦闘機が待機していた。セイバーフィッ
シュ。一年戦争時代に配備されていた中型戦闘機だ。私は感嘆の声を上
げた。
「ほう、懐かしいな。どこから持ってきたのだ!?」
「さあ、博物館ですからね」
 ゴダールは笑って答えた。
「何しろルオ商会ですからな。どういうルートで調達したのやら」
「飛ぶのか?」
「何、最近のゴテゴテ飾りのついた玩具より、ずっと上等な代物ですよ」
 その時…私は鋭い気配を感じた。敵襲か…?

213:
 瞬間。
 一条のレーザー光が夜の闇を裂いた。桟橋が砕かれ、水の飛沫が上が
る。パルスレーザーか!?振り向いた私の眼に金色の機体が輝いた。金
色のMSの強襲だ…。
「金色かっ!?」
 百式改。百式に高機動ブースターを装着した改良機だ。だが…かつて
の愛機に、この私が襲われるとは…。
「飼い犬に手を噛まれるとは、こういう気分なのだろうな」
 私は苦笑した。
・セイバーフィッシュに搭乗する:306
・基地内で使えそうなものを探す:051
※どっちにしてもセイバーフィッシュに乗ることになります。

306:
「大佐、危険です!」
 セイバーフィッシュに飛び乗る私に、ゴダールが警告を発した。私は
少し笑って答える。
「危険は承知だ。が、戦闘とは、こういうものだろう?」
 だが、百式改のパルスレーザー発射口が、こちらを向いていた…!
・9以上:123
・8以下:260
260はバッドエンドです。

123:
 レーザーが発射されるのと、セイバーフィッシュの発進とは、ほとん
ど同時だった。私は大きく機体を傾けると、レーザーを避けて上昇して
行った。
・このまま逃亡する:062
・ロケット弾で応戦する:335
※応戦すると無傷でエグムのアジトに到着するのですが、
 道中でユカの生い立ちが全く聞けないので、逃亡を選択します。

029:
 ズグオッ!強い振動が伝わる。掠めたか?
※体力P-1、Bにチェック

194:
 逃げ切れるか…?
・ユカを連れて行くと約束した:174
・していない:313

174:
「あの」
 背後で声がした。セイバーフィッシュを操る私は、多少邪険に応える。
「何だ!?」
「私、誘導します」
 ユカと名乗った娘が小さくなっていた。そう言えば、トウキョウ迄連
れて行く約束をしていたな…。
「何?逃げ道が判る、と言うのか」
「はい」
 ユカはキッパリと答えた。
「ふうむ」
 私は考えた。この娘は、私をからかっているのか?
・信用する:252
・信用しない:313

252:
「よし、信じよう」
 私は言った。
「誘導してくれ」
「はい」
 私はユカの指示に従い、セイバーフィッシュを操った。時折、彼女は
短い警告を発した。
「危ない!右へ!」
 咄嗟に右へ機体を傾けると、左肩をレーザーが掠めて行く。正確な指
示だ。
「弾筋が読めるのか…?凄いな」
「そんなこと、ありません」
 ユカは赤い顔をして言った。
「ただ…判るんです。信号のようなモノが…上手く言えません」
「プレッシャーを感じる…」
「ええ…」
<この娘…ニュータイプか?>
 私は密かな疑念を抱いた。
「もう、大丈夫です」
 ややあって、ユカは確信したように言った。

ちゅーこって、次回はアジトへの道中の話になります。

サンダーボルト 第43話

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□機動戦士ガンダムサンダーボルト
第43話

コムサイを両断したアトラスは、スパルタンに
回収され、格納庫に固定されます。
周りはアトラスを一目見ようと多くの野次馬が。
クルーたちはアトラスを見て、
連邦だけの技術じゃないなと口にしたり、
特徴的な球体関節がジオン系の水陸両用機に
そっくりだという者などがおりました。

そこへ、チバ大尉率いる整備班が現れます。
彼らは全員がムーア同胞団の生き残りで、
コーネリアスのことを親しげに迎えます。

アトラス用として「サブレッグ」と呼ばれる
重力下専用の汎用サポート装備や、
専用武装のレールガンなどが用意されています。
アトラスは試作機なので、武装も実戦での
データ収集を兼ねた試作品ばかりとのこと。
で、アトラスから降りてくるパイロットを
値踏みするように見るパイロットチームの姿も。

で、イオをハンフリー大佐たちが迎えます。
彼女の言葉によりますと、
アトラスの開発に同胞団から多額の出資を受け、
パイロットには是非とも同胞団からとの依頼が
あったとのこと。
でも、イオを招集するのには一苦労あり、
ガンダムを奪われた「前科」を嫌う上司がいて、
また、フレミングインダストリー社も
御曹司を再び戦場に送るのを拒んでいた様子。

ハンフリー大佐はイオを焚きつけるように、
ダリルもサイコザクを追っている、と話します。
イオは応えて、サンダーボルト宙域の悪夢を
討ち取ってご覧に入れます、と。
ダリルはそんな名前で呼ばれてたんですね。

先程、値踏みをしていたチームにスポットが。
女性だけっぽい4人組チームでは…。
同僚に新型ガンダムが羨ましいんでしょ?と
聞かれたビアンカは頭だけの偽物が増えて、
ガンダムの価値が下がってると答えます。
また、自身のガンキャノンアクアの方が
実戦では役に立つと誇らしげでございます。
水上をホバーとかで移動するんでしょうか??

古参ぽい男性3人組のチームでは…。
エリート面が気に入らないとか、
前衛は突撃馬鹿に任せて、
ベテランはのんびり後ろから行こうぜとか。

ワケ有りっぽい男女混合チームでは…。
件の宙域で少年兵を盾にした卑怯者と断じ、
いずれ天罰が下るとも言われております。

イオの方はそんなこととはつゆ知らず、
コーネリアスと久々の再会を喜び合います。
そんなイオにコーネリアスは以前と同型の
ラジオをプレゼントいたします。
そこへ、艦長のパイク大佐が現れ、
貴様の行動を記憶に留めておくと敬礼。
部下の言によると、あれでも艦長なりに
礼を言ったつもりだとフォローしてました。
メグと呼ばれる女性官もイオに好意的な感じ。

そんなこんなで洋上を進むスパルタンを
漢臭いマッドアングラー級が監視します…。

本日の戦果2015.01.31

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<本日の戦果>
□月刊ガンダムエース2015年03月号/角川書店(680円)
 付録:限定カード大河原邦男イラストデュエルカンパニーレア5カード
    ビルドファイターズ描き下ろしクリアファイル
□ガンダムビルドファイターズエース/角川書店(820円)
 付録:HGBC 1/144 アメイジングレヴA
□少年サンデースーパー2015年03月号/小学館(580円)
□月刊ホビージャパン2015年03月号/ホビージャパン(972円)
□電撃ホビーマガジン2015年03月号/アスキーメディアワークス(1,280円)
 付録:ベアッガイFAN BOOK
□チャンピオンRED 2015年03月号/秋田書店(780円)
 付録:松本零士単行本未収録短編集!!
□機動戦士ガンダム外伝 REBELLION 宇宙、閃光の果てに…①/
 夏元雅人 角川書店(626円)
□機動戦士ガンダム0083 REBELLION④/夏元雅人 角川書店(626円)
□機動戦士クロスボーンガンダムゴースト⑧/
 長谷川裕一 角川書店(626円)
□超級!機動武闘伝GガンダムSTAGE3 爆熱・ネオホンコン!⑤/
 島本和彦 角川書店(626円)
□超級!機動武闘伝GガンダムSTAGE3 爆熱・ネオホンコン!⑥/
 島本和彦 角川書店(626円)
□新装版 SDガンダム外伝 騎士ガンダム物語 ラクロアの勇者編/
 ほしの竜一 講談社(1,188円)
□新装版 超戦士ガンダム野郎①/やまと虹一 講談社(1,404円)
□聖闘士星矢THE LOST CANVAS 冥王神話外伝⑫/
 手代木史織 秋田書店(452円)

以上の14冊で、11,286円になりました。

ビルドファイターズの増刊はプラモが付いてるだけで
描き下ろしもありましたが、ほぼ再録になってました…。
本誌ガンダムエースの付録でいいのに…。
と、ガンダムエースを買ったら蒼き鋼のアルペジオと
ジョニー・ライデンの帰還のコラボポスターを貰った。
ヤングキングを買っても貰えたんだろうか??

外伝 REBELLIONはフォルドのティターンズ入りが
ちょろっと描かれてて、0083 REBELLIONの方には
戦後の静養中のケンが描かれていました。
0083 REBELLIONにどちらも収録すればいいのに…。
外伝って絶版になってたんでしょうか??
その分、設定資料とかが1巻では省かれてました。
そんな戦果報告でございました。

サイトは0083(REBELLION除く)とゼータを
更新中でございます。

シャアの帰還 part7

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一路、トウキョウのエグム支部に向かいます。

100:
 私たちを乗せた機体は、東シナ海の上空を飛ぶ。
「ユカの言った通りになったな」
 私は言いながら、全く同じ言葉を数年前に口にしたことがあるのを思
い出していた。
 その感触を振り切るように、私は機体を加速させる。
 やがて、陸地が見えて来た。
 あれは…。

050:
 ホンコンを飛び立ったセイバーフィッシュは、数時間の飛行の後、日
本列島の上空に差しかかった。
「酷いモノだな…」
 眼下の光景を見て、私は嘆息した。ジオンの士官学校時代に地球圏の
地勢については何度も講義を受けている筈なのだが、現在見ている日本
列島の形状は、その時のモノとはまるで違っている。旧世紀時代から地
球連邦成立後にかけて高度技術産業の基地となった日本は、ジオン公国
の悪夢─コロニー落としの格好の標的となったのだ。

141:
 フクオカ、オオサカ、ナゴヤ、そして…トウキョウ。日本の主要都市
の大半がコロニー落としで半壊した。
「ユカは、日本の出身なのかな?」
 私は助手席で行儀良く座っている少女に声をかけた。
「ええ…トウキョウの直ぐ近くのムサシノという街です。静かで良い所
ですよ…でも、生まれたのはフォン・ブラウン市なんです。4つ迄は月
に住んでました」
「それじゃ、一年戦争の頃は?」
「地球にいました。丁度、7つか8つの頃かな…」
 そこ迄話し、ユカは不意にビクッと身体を震わせた。
「今でも忘れません…トウキョウにコロニーが落ちた日のことを。空全
体が頭上に迫って来るんです…」
 彼女は私の腕にピッタリ寄り添って来た。怯えた表情が明らかに見て
取れる。
「ゴメンなさい…見ず知らずの貴方にこんなことをして…でも、怖いん
です…」
 私は彼女の体温を感じながら後ろで束ねた髪を撫でた。
「怖がることはない…悪いことを聞いてしまったな」
「いえ…気にしないで下さい」
 戦いの犠牲者がここにもひとり、紛れもなく存在している。

372:
・Bにチェックがある:322
・ない:127

322:
 旧トウキョウ迄後数十kmという時になり、機体が左右に振動を始め
た。
 ホンコンを飛び立つ際、翼に受けた損傷が今頃になってトラブルに発
展したらしい。
「余り良くない状況だな…」
 機体の揺れを制御するのに苦労しながら呟いた言葉を、ユカは敏感に
聞きつけた。
「墜ちそうなんですか?」
「いや…何とか保つかも知れんが…保証はできんな」
 答えながら、私は決断を迫られていることを自覚した。
 安全策を採るなら、手近な場所を見つけて不時着する手もある…。
・不時着をする:005
・いや、まだ大丈夫だ:354
※不時着する方が良策です。

005:
 もう機体は長くは保つまい。ならば、機体がまだ制御できる内に不時
着するのが得策だろう。私は旧トウキョウベイの海上に着水することに
した。
「しっかり掴まっておけ!」
 海面すれすれに機体を降下させ、できるだけ衝撃が少ないように着水
を試みる。
・体力P+BPが16以上:303
・15以下:234

303:
 軽い衝撃。セイバーフィッシュの機体が海面に接触したのだ。しかし、
着水は成功したと言って差し支えないだろう。衝撃の大部分が海面に吸
収され、身体にはほとんど影響がなかった。接触した瞬間、非常脱出装
置を使用し、パラシュートによる自由落下に移る。

066:
 やがて、我々は暗く鉛色に沈んだ海面下に達した。パラシュートが絡
みつかぬよう、非常用に切り離しスイッチを押す。直ぐ様、パラシュー
トは外れ、私はユカの姿を捜した。
「ここです!」
 見ると、30m程先にユカの姿が在った。
 私はクロールでそこまで泳ぎ着いた。ユカが前方を指差す。
「あそこにセイバーフィッシュが!」
 確かに落下した我々の機体だ。我々は何の苦もなく機体に取りついた。

何とか不時着したところで、次回に続きます。
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