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Channel: コキュートスの記憶
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第40話 大いなる破滅

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□聖闘士星矢 冥王異伝 ダークウィング
 第40話 大いなる破滅


ヤルダバオトは、校舎の屋上に案内されたことに謝辞を言います。
エウラリアは、惣次郎の身体を返して貰えるんですの?と、訊ねます。
ヤルダバオトは、その前にひとつ確認させて欲しいと、切り出します。
キミたちの大切な人を、神の定めた運命から解き放ちたいのならば、
神を排除し、世界を人が人らしく生きられる場所に創り変えないか?と。
裏切るのではなく、アテナの重荷を負わされている少女を解放したいと。
翔一郎は、ヤルダバオトが悪いことを言っているようには思えないと。
寧ろ、カトレアや夜姫の弟さんを解放できるなら…?と、考えます。
夜姫には、翔一郎は優しい人だと、彼の考えが手に取るように判ります。
また、夜姫も真宵だけではなく、皆に普通の人として生活して欲しいと。
が、夜姫は、神々には、全員思惑があり、アテナは地上の平和の願い、
ハーデスは地上の支配を望む。天の神々や海の神、遥か北方の神々も
様々な思惑を持ち、それらは、相容れないとし、神々が直接に争えば、
天も地も大いに乱れる。だから神には闘士がいるのだと、語ります。
そして、翔一郎の手を取り、冥闘士として、小宇宙を燃やして戦って、
悩んで、傷ついて、苦しんで、命も魂もすべて賭して、貴方が戦うのと。
その戦いの果てに、本当の答えが見つかるのだと。天猛星ワイバーンの
答えなのか、時任翔一郎としての答えなのか。迷いながらでも良い、
間違っていても良い、その先が永遠の破滅でも、貴方の傍にいるわと。
翔一郎は、夜姫だって平和に暮らしたい筈なのに、それでも気高く、
僕を導こうとしてくれていると、彼女の決意を知り、決断します。

翔一郎は、ヤルダバオトに、貴方の言っていることは、とても素敵で、
魅力的だと思う。だから、憎んだり、嫌ったりはできないと思いますが、
僕は……、俺は、貴方に挑みますと、天猛星の冥衣を身に纏います。
ヤルダバオトは、そうなることを知っていたように、激しい愛と、
凶暴な渾沌、やはり、人の決意というのは美しいなと、微笑みます。
エウラリアは、神様のお話は、神様でつけるものだとし、正しいか、
正しくないかは関係なく、互いの小宇宙で決着と、調子を取り戻します。
ヴァシリオスは、思うところがあり、心を決めかねている様子でした。

ヤルダバオトは、ではと、双子座の聖衣を纏い、翔一郎と対峙します。

と、ブログのサービスが終了してしまうようで、どうしようか検討中。

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