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Channel: コキュートスの記憶
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第18話 狂戦士の宴

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□機動戦士ガンダム ラストホライズン
 第18話 狂戦士の宴


ジャミル・ガラン大尉は、名乗りを上げ、戦闘に参加すると宣言。
彼は、「狂戦」ジャミルとして、連邦軍内でも有名なんだそうです。
戦果は出すが、同じ位味方にも損害を与える狂気染みた戦い方が由来。
事実、左肩部のキャノン砲を打ち込み、僚機を押し退け、最前線へ。
レオ中佐は、ハリウッドの時に見た、格闘戦をするガンキャノンかと。
ズゥ少佐は、全く何だって、あの野郎がここに!?と、嫌悪の表情。
ヴィンス司令は、戦いは数だとし、そこに突出した駒が混じっていれば
尚良いと。ジャミル大尉は、ヴィンス司令がわざわざ呼んだようです。

ジャミル大尉機は、打突に適した膝部で、敵機に跳び蹴りを浴びせつつ、
片ツノに挑み掛かると、レミア少尉機は、突撃銃で、距離を取ります。
ガンキャノンの装甲には、然程効果が無く、レミア少尉機は、傍らの
ザク・バズーカを拾い、ジャミル大尉機を狙います。
ジャミル大尉機は、僚機の陸ジムを掴み、砲弾に対する盾にします。
そこへ、リィス機が両手に戦斧を携え、シンの仇だと斬り掛かります。
ジャミル大尉機は、右腕部の新造の打突器で、防ぎ切ります。
メリーアは、リィスの戦い方を見て、クスリがキマり過ぎていると。
その隙を衝き、フェルド少尉機がメリーア機に銃弾を浴びせます。
メリーア機は、取り込み中なのと、フェルド少尉機と対峙します。

ズゥ少佐は、混乱する戦況になり、レオ中佐に指示を仰ぎます。
レオ中佐は、敵の部隊は、片ツノへの増援ではないと判断します。
片ツノは、敵や味方から距離を取り、混乱に乗じ、逃亡する気だと。
レオ中佐は、片ツノを追うべく、ズゥ少佐たちに、掩護を頼みます。

ランスは、敵が多く、レミア少尉機ごと摺り潰されかねないと報告。
テオ少佐は、最大の障害を排除すれば良いと、乗機のドムで出撃。
レオ中佐は、テオ少佐機が出現し、対峙するガラテア少佐の小隊に、
最新鋭の隊長機だとし、そのスカート付きは、速いぞと忠告します。
テオ少佐機は、眼前の2機の陸ジムを、擦れ違い様に両断します。
ガラテア少佐たちは、見慣れぬ機体の余りの早業に、驚愕します。
テオ少佐機は、さらに前進し、司令塔のサウザンプトンを狙います。
ジャイアント・バズの弾頭は、撃ち落とされますが、1発が艦橋近くに。
ヴィンス司令は、主砲の仰角を目一杯下げ、テオ少佐機の足止めを企図。

レオ中佐は、61式から身体を乗り出し、片ツノに接触を図ります。
同刻、サウザンプトンの主砲が発射され、周囲に影響を及ぼします。
同地は、旧暦時代の炭鉱跡で、地下を縦横無尽に洞窟が走っていて、
主砲の爆発で、地面に亀裂が入り、61式と片ツノが崩落に呑まれます。

ややあって。
レオ中佐は、61式から放り出されますが、片ツノの左手に守られ、
落石の被害を免れ、マグライト片手に、周囲の状態を確認します。
通信機は、雑音が混じり、地上との連絡が取れない状況下にありました。
屈んだ姿勢の片ツノは、胸部まで落石に埋もれ、レオ中佐は、何とか
コックピットの開閉装置が露出する程度に、岩石を撤去します。
レオ中佐は、パイロットがハリウッドで出会った少女だと気付きます。
怪我のために昏倒しているレミアを、コックピットから地上に降ろし、
応急処置を施していると、彼女とイセリナの写真を見付けます。
レオ中佐は、この写真を見て、彼女の行動の理由を理解します。

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