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Channel: コキュートスの記憶
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第197話 輝きの刹那(8)

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□機動戦士ガンダム サンダーボルト
 第197話 輝きの刹那(8)


カーラ教授は、コクピットの器具に身体を固定し、次の段階に移行します。
Iフィールドを展開させ、メガ粒子砲を準備し、火器管制を移譲させます。
カーラ教授は、僧正の遺骸を横目に、今度は、直接ソーラ・レイで、
ジオン国民を狙うとし、私の復讐が果たされる瞬間を見ていなさいと。
カーラ教授の周囲を取り囲むように、機体の管制システムが現れます。
お人好しの信者たちもせいぜい利用させて貰うわと、笑みを浮かべます。

ビグ・ザムの外装に突き刺さった核ミサイルが意味あり気に映されます。

フィッシャー、ボリス、マシューは、ガレ中佐に供された旧ザクで出撃。
ダリル少尉のガンダムは、彼らと合流し、僧正の遺志を継ぎます。
ザンジバル級は、後方支援として、掃海艇は、救助活動を行いつつ離脱。
ブラウ・ブロの回収と、僧正の兄弟の供養も掃海艇が担当します。

ダリル少尉は、NTの能力を表層化させ、亡き僧正の遺志を継ぎ、
サイコ・ザクの最後の1機、パーフェクト・ガンダムの使命として、
アナハイム社を殲滅し、宇宙世紀の未来を変えると、全員に誓います。

イオ少尉たちは、ビーハイヴIIに帰還し、補給を受け、作戦を練り直すと。
また、頭部側に簡易カメラを設置し、僧正のクローンと意思の疎通を。
リリーは、彼にも名前がないと不便だとし、何か考えてと話します。
イオ少尉は、父親が木星に縁が深く、自分の名前が木星の衛星に由来。
で、クローンの名前も木星の衛星に因み、カリストはどうかと提案。
リリー曰く、クローンも気に入ったとのことです。
イオ少尉、リリー、カリストのトリオは、次なる作戦に挑みます。

ビアンカ中尉のアトラスが鹵獲され、彼女は、捕虜になります。
彼女は、健在しているビグ・ザムを見て、仕留め損なったと呟きます。

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